黄山

黄山は、非常に有名な山です。

 「五岳归来不看岳,黄山归来不看岳」

中国には有名な五つの山がありますが五岳より帰りて山を見ることなし、黄山より帰りて岳を見ることなしと言われています。

 私はかねてから中国に来たら是非とも行ってみたいと思っていた山です。大連の帰りに上海へ回り、上海から黄山へ行って来ました。

 

 実際には、上海から無錫へ新幹線(高铁)へ行って前泊し、2泊3日の黄山旅行ツアーに参加しました。

 今回は中国語の勉強に来た帰りですから、敢えて中国人ばかりのツアーに参加することにしました。大連の学校でご一緒した奥村さんの友人が上海にいらっしゃるというので、その方(文文さん)にお願いしてツアーを予約して頂きました。宿泊は、多少割高になっても構わないので個室にして貰いました。

 ツアーは、朝6時半に無錫を出発。中型バスの旅客は32名。添乗員のお姐さん、運転手のオジさんを含め、私以外は全て中国人です。添乗員で元気のいい朱さんは、機関銃のように早口で喋る。勿論、何を言ってるかサッパリ分からない。中国語で、「听不懂,看不懂」と言う言葉があります。ピンインは「tin bu dong, kan bu dong」。日本語の「チンプンカンプン」はここから来ているとの説もある。いずれにしろ、全くチンプンカンプンでした。

 無錫から黄山は遠かった。バスで、6時間半もかかりました。大半は高速道路を走るのですが、砂利道を通る区間もあり予想以上に時間がかかりました。途中で中国料理のランチもしたので、黄山に登るロープウェイ乗り場に着いたのは、午後3時頃でした。